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2012年1月30日 (月)

認知症介護の家族の方へ

認知症介護で、切ないのは、なんといっても、介護や手助けがあだになることだ。いわれのない濡れ衣もある。これを書くことにしたのは、年末から義母の「物とられ発言が始まったことにあった」

毎日のように、バックから財布を取り出しては数える行為が始まった。最初はよくわからなかったが、そのうち、「財布がない、」お金がない、通帳がない。」と夜中に探し回っている。

 すでに、印鑑も暗証番号も分からなくなって、金融機関から改印手続きの手紙が郵送されたことで、付き添って改印したばかりでもあった。100万もおろしてしまったのは知っていたが、お金をどこへやったか、わからない。「とられた、警察を」ということもあって、どうしていいかわからない息子から出先にSOSの電話をもらったりもした。

ベットの下や、たんすの引き出しのあちこちから、お金がでてくる。通帳も思わぬところから出てくる。夫が預金しなおしたのだが、今度は、すぐに「返して、年取って子供にお金を取り上げられると思わなかった。」とこんな調子だ。温厚な義母のいつもと違った様子に、夫も、返したり、また預かったりの繰り返し。朝夕に「ない」ということで、宝探しをしなければならない。へんなとこから出てきても、「誰がそんなとこにやったのか」とこんな調子だ。

そのうちに、「おもちをとられた」?????やってられない!!という気になって、御正月は山へ逃げ出した。「わかっていても、盗人呼ばわりされれば腹もたつ~、しかし、なんでやたらなとこに貴重品を隠すようになったのか、そっちのほうが不思議だ。

それでも、義母は身の回りのことはなんとかできる。トイレもOK、促せば美容院へも行ける。デイサービスへ行ってくれたのを見届けて、「まあいいいか」の毎日だ。

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