医療

2012年2月13日 (月)

インフルエンザパニック

インフルエンザがはやっている。今年は大丈夫と思っていたが、年明けから学級閉鎖も相次いでいる。実は、正月明けから私も熱を出し、1月は丸つぶれという感じだった。医者に行ってないからインフルエンザかどうかわからないし。すると「医者に行って診断をつけるべきだと」言われた。日ごろ、自然治癒を重んじる人種との付き合いが多いので気づかなかったが、世間では結核並みの扱いだ。

 これだけ予防接種が奨励され、接種する人が増えているのに、毎年蔓延しているのはなぜか。医療施設や介護施設ではもちろん従業員は接種しているはずだ。しかし、のきなみ接種した人がかかっているではないか。今は凄い薬があるようで2日で治ると聞いた。

 そもそも、インフルエンザワクチンが効かないということは、前橋レポートで明らかにされ、集団接種が廃止された経緯がある。あれから医療も進んだ。接種も高齢者から復活してきて投じられている税金も半端じゃない。なのに、この現状を誰もとがめない。「効かないかもしれないけど打たないでかかると非難されるから・・・」という母親の切実な声がある。

 今や、インフルエンザにかかると社会的に排除される。しかし、対処療法の薬もあるなら、どうしてリスクと莫大な税金をかけて毎年接種しなければならないのか疑問だ。

 学校で接種した児童の罹患率など調べて、本気で、インフルエンザ予防接種の効果に向き合うべきだ。 

2010年9月28日 (火)

日本脳炎ワクチン接種の復活

  厚生労働省は、自治体予算で日本脳炎ワクチンの接種を再開

    横浜市9月議会に4億5千3百万円の補正予算を計上

 日本脳炎ワクチンは平成4年まで積極的に接種されていましたが、副作用が問題になり、厚生労働省は接種を差し控えてきました。そのため、日本脳炎の接種率は、厚生省の積極勧奨、つまり税金補助や通知などがされなくなって平成16年には90%だったものが、18年には3%にまで落ちこみました。   

今年4月、マウスの脳細胞を乾燥させたものから培養ワクチンをつくる技術が確立し副作用の心配がなくなったとして、3歳児に助成金を出して積極的に接種を進める方針を打ち出しました。

接種率が下がっても、全国の日本脳炎の発症は年間3人程で変わっていません。接種しなくても流行しないのに、新薬が開発されたからといって巨費とリスクをかけて全国で接種を進める必要があるのか疑問です。副作用の心配が全くなくなったわけでもありません。また、アレルギー児にとっては大きなリスクが伴います。10月からはインフルエンザワクチン接種も積極的に勧められることになりましたが、予防接種の効果の検証やリスクについて十分に議論されているのか疑問を感じています。

2010年3月15日 (月)

鳩山政権の医療政策

 12日 横浜のエクセル東急ホテルで開かれた、文部科学省副大臣鈴木寛氏の講演会に参加しました。

 1、医師不足解消のため医師は増やすが、それまでは医療チームを充実させる

 2、医療点数を上げる

 人材育成は10年スパンなので、当面のことと、長期的なことになるが、興味深かったのは、やはり横浜市くらいになると医療特区として、独自で医療県内を考えた方がいい。そのための支援はする。ということと、日本の医療は、世界的に観て、技術も価格競争においても秀でているのでアジアに進出できるという視点がすごく新しかった。

 

2008年11月27日 (木)

医薬ビジランスセミナー

 23,24日の連休に大阪大学で開催された医薬ビジランスセミナーに参加しました。医薬ビジランスセンターは、薬害問題に医学的に取り組む、医師や薬剤師等が創るNPO法人です。薬害訴訟に対しても、綿密な分析で被害者の訴訟を助けています。

 薬害肝炎、タミフルの問題に取り組んでいて、アトピー治療におけるステロイドの乱用についても特集を組んでいます。季刊紙「薬のチェックは命のチェック」で、世界的に見ても薬に埋もれた日本の医療のあり方について異論を唱えています。

 10年以上続けているアトピーネットワークの活動の中からも、依然、不可解な湿疹はのこるものの、乳児期から湿疹が早期に治るものであるかどうかも見極められない中で、強力なステロイドを使ったために、成人になってムーンフェイスや色素沈着、毛細血管が浮き出したりするばかりでなく、薬が効かなくなって社会生活に支障をきたす症状に悩まされる方が多くいることは明らかです。

 アレルギー学会の提唱し続ける「アトピー治療はステロイド療法」というガイドラインには声を大にして意義を申し立てたいところです。残念ながら、今回で一旦休止して、海外への情報発信、後進の育成により力を注ぎたいということでした。

 タミフルで家庭の大黒柱を亡くしたご婦人、フィブリノゲンの薬害で肝炎を発症した山口さんも参加し、セミナーでは活発に、時には「これでは実証性が曖昧」など、厳しい意見応酬もありました。

 小太りが健康という保険会社のデータにもかかわらず、健康体にコレステロール低下剤を飲ませる、メタボリックシンドローム、効果のないインフルエンザワクチン接種の復活などなど、課題は一向に解決していないと、10年をめどに活動を点検する浜六郎先生の厳しい生き方には頭の下がる思いです。被害者の苦しみの重み、政治と薬の関係など、議員になる前から、なってもこだわり続けたアトピーネットワークの活動の意義を再認識でき、胸の熱くなる思いで2日間を終えました。

 是非、皆さんも医薬ビジランスセンターの季刊紙を一読してください。

http://npojip.org/jip_menu/jindex.htm

2008年10月20日 (月)

インフルエンザワクチンは打たないで

10月19日(日) 新横浜で「インフルエンザワクチンは打たないで」

 母里啓子氏の講演会が開催されました。「この本は暴露本です。」という先生の話は、長年、公職にあって、製薬会社に振り回される日本の医療に苦言を呈していらっしゃいました。効かないことが実証された「前橋レポート」の後、擁護教員の運動もあって、インフルエンザの集団接種はなくなったのに、どんと落ち込んだワクチンの製造量回復のため、今、高齢者を中心に接種のキャンペーンが展開されている。

 先生からは、麻疹についても報告があり、ワクチン世代の親から生まれた子は0歳児で800人も症例報告があること、これでは、ワクチンが間に合わないことなども報告されました。死亡率は10人程度に落ちているのに、1~2人でも発症が確認されると、大学が閉鎖されるなど異常な反応を憂いていました。また、ワクチン製造には政治が大きくかかわっていることを明言されました。

 予防接種にはハイリスクが伴う、アトピッ子たちの選択すべき道は明らかです。講演を聞き逃した方は、双葉書房で購入できます。

2008年10月14日 (火)

アトピーネットワーク講演会のお知らせ

10月19日(日)午後2時~  

オルタ館内(スペースオルタ) 新横浜より徒歩7分

     「インフルエンザワクチンは打たないで」 

   元国立公衆衛生院疫学部感染症室長 母里啓子先生

 一度は、効果が疑問視されてなくなったはずの集団接種、しかし、今は高齢者に接種が勧められているインフルエンザワクチン。「本当に効くの?効いてるの?」そんな疑問に答えてくれる講演会です。

  参加費 1000円 申し込み FAXにて 

                    045-413-5022

2008年6月 5日 (木)

新型インフルエンザ

 横浜市の医師会が開催した「新型インフルエンザ」の学習会に参加しました。講演は、阪大名誉教授の上田重晴先生。

 かなり専門的な話でしたが、学者として、ありのままを理路整然とお話してくださり参考になった。H5型の鳥インフルエンザについては、全世界誰も免疫を持っていない。多臓器不全を起こしやすく、きわめて致死率の高い感染症です。その対応については、国でも横浜市でも問題視されてきています。

 現在、新型インフルエンザは人から人への感染はきわめて限定的であること、豚は、鳥型、人間型両者のレセプターを持っているので、鳥=豚=人への感染のほうが感染力が高く、過去のスペイン風邪やアジア風邪は、このパターンで、爆発的に感染したこと。現在、鳥インフルエンザは、豚を介在しているという情報がないこと。

 ワクチンについては、北里と、阪大で大規模な臨床実施がなされることになっている。有効性は6ヶ月ある。副作用もあって、慎重論もあるという報告を受けて、参加した医師からは、「インフルエンザワクチンは効いているんでしょうか?」という正直な質問も出ました。  新型インフルエンザのワクチンデータでは、有効性は71%。若い人だと84%高齢者だと、落ちるという。

 講演に参加して、インフルエンザと新型インフルエンザはやはり分けては考えられない。もっといえば、普通の風邪とも区別はつきにくいので、総合的に考える必要があると感じた。

2007年12月24日 (月)

救急車に消防自動車がついてくる?!

 最近、娘から「救急車呼ぶと消防車も来るんだって!」と話しかけられた。横浜市では、来年度から、「コールトリアージ」(なぜか、頭が英語で後ろがフランス語)つまり、119番すると、電話口で重症度をパソコンで判断して、軽いと2人で、重いとわかると救急車もついて4人の隊員が来ることになった。

 娘の話は、もうすでに今、実験として行われているもの。消防車のサイレンで、火事と間違える人も多い。「救急車のサイレンを鳴らさないで来て」という要望が多かったことを考えると、消防自動車はサイレンを消せないというから、要請した方の気持ちはどうだろう。「できるだけ、呼びたくなくなるのが狙いなのか?」

 12月議会では、この条例案に反対した。救急車の3人では人手不足ということも聞いていない。2人になった場合、搬送先を探す電話にかかりきりの隊員、患者を看る人、運転手の3役をまかないきれるのか。救急車が足りなければ増やせばいいのではないか。それくらい高齢社会、核家族社会の必要経費ではないか?パソコンに入力してる間に早く行ってあげてくれ!と言う心境だ。

 「軽症だからといって行かないわけではない」というのだが、「救急車をタクシー代わりにする」などと悪質なケースばかり広報して、救急車の利用抑制の意図が見え隠れする。実際には、高齢化に伴い重症度はましている。また、怪我の場合、命にかかわらないとわかっても自分じゃ縫えないし、子供のことだと、気が動転して、運転も行き先の判断もままならないこともある。

 一番の問題は、夜間、休日,正月、どこへ行けばいいの?ということだ。看てくれる先がはっきりしていること、救急車でなくても行けば、看てくれるという信頼が必要だ。この条例は、やはり、セイフティーネットの後退のように思える。

2007年11月23日 (金)

目まぐるしい病院渡り

 実は、後援会長の夫が、倒れて頚椎損傷で突然、手足や体が動かなくなりました。さっきまで、元気だった方が、突然重度の障がい者に、そのショックは本人や家族にとっては大変なものですが、心の準備も整わないまま、治療ができないとわかったら、さっさと病院を移らなければならないのです。救急車で運ばれた病院の滞在院数は10日。次の病院は、1週間。移送費用は民間救急車で5万円。

 会長の人柄もあり、どの病院でもよくされているということですが、、ベットが空いたらすぐ飛び移らなければ入れなくなるというので飛び石を移るがごとくで、その度に病院選びと通院の方法を考えるという目まぐるしさに、心労と肉体的な疲労は見るに耐えません。

 話はよく聞いてきました。が、病院に罪はないものの、これでは看病する側も病気になってしまいます。医療法の改正で、在院日数の縮減が病院運営の鉄則となり、治療がなければ入院の理由は確かにないのですが、患者や家族を癒すには時間も要ります。転院で熱が出たりと患者も大変ですし、全く体の動かなくなった夫の介護の方法の目処はまだ立っていません。

 体を癒すことは、科学治療だけではないと思うのですが、2ヶ月は居られるはずになっていても、次のベットが空いたら動かなければならないのが現状。ゆとりがない医療の現状に愕然としています。これでは癒せない!

 デイサービスをしている社長が、「とにかく入院すると目まぐるしくて、大体、3回入院するとお年よりは亡くなるね。何とかしてよ」といわれていました。

  なんとかならない!!私も、衆議院選挙の際には国会議員候補者に言おう!